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コウシロウ『”最強の剣”とは…守りたいものを守り斬りたいものを斬る力』

『”最強の剣”とは…守りたいものを守り斬りたいものを斬る力触れるものみな傷つける様な剣は 私はね…”剣”だとは思わない』

 

『暴力』とは、”力”が暴れると書く。つまり、自分の”力”一つ抑制できないのであれば、人物の器も、大したことはない。『優しき”力”』。それは、『易しき”力”』とは、桁が違う。

 

いつも引き合いに出す、映画『13人の刺客』で、この真理をついた本物のシーンがある。それはこの物語で、この世に氾濫している『成功』という図式に当てはまるはずの、金と権力に溺れて人の道を外した徳川将軍の弟を、成敗する為に結成させた、13人の刺客の中心人物、島田新左衛門を、将軍の側近、鬼頭半兵衛が、見えないところで、畏怖と称賛の念を込めて、こう評価するシーンである。

「この島田新左衛門という男、切れるというわけではない。恐ろしく強いというわけでもない。だが負けぬ。無理に勝ちに行かず、押し込まれてもなかなか動かず、最後には少しの差で勝つ。そういう男だ。」

 

無理に”勝ちにいこうとする”のは、自分の自信のなさの表れだ。本当に自分に自信がある、つまり自分の強さを信じている人間は、最初から『人に勝つ』とは、考えない。”力”に支配されることがないからだ。

 

 

Vアニメ「ワンピース」15周年記念!15の名場面で綴る感涙PV

※画像は以下の参考文献から引用しています。

 

一言

この記事は2009年に書いたものです。とても未熟な時期に書いたものなので、いずれまた修正いたします。またこの記事は運営者のワンピースに対するリスペクトの想いから書いていますが、もしこの画像の著作権が問題になる場合は、画像をすぐに削除いたします。