Win-Win
自分も勝ち、相手も勝つ、それがWin-Winの考え方である。
Win-Loseにならなければいけない勝負事もあれば、表面的にはLose-Winになったほうが有利になる場合もある。
しかし、対人関係において、共存共栄、Win-Winの関係とは長い歴史をかけて人間が見出した、最善の共存手段なのである。
Win-Winの関係。
それこそは、人との関係で重きを置くべき、不変的で普遍的な英知だ。
とかく、指導者、経営者といったリーダーとは独裁者になりやすい傾向がある。
彼らの一部には、『自分は選ばれし人間なんだ』というセルフマネジメント能力があるのはいいが、その半面で、傲慢で、人を見下し、Win-Loseの人間関係を作ることしか頭にない輩が多く見受けられるのだ。
すべての人間関係において、Win-Winから、Nodealまで、適切で的確な判断をする、見識と、決断力を持ち、大きな器をもって、物事を成し遂げたいものだ。
by:一瀬雄治 (Yuji Ichise)
サルベージエンタープライズ株式会社代表取締役社長。
1983年、東京都生まれ。