名言を自分のものにする

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孫悟空-宝の山を掘り起こせ


宝の山を掘り起こせ
『宝の山があるかもしれない。』
そう聞いて、そこを掘り出す。金の発掘と同じだ。
ここでいう、『掘り続ける』ことこそが、『諦めずに努力し続ける』ということになる。
もちろん、掘っていれば、『そこには宝はないよ』と言う輩の声も聞こえてくるだろう。
掘っている間、手ごたえがなければ、諦めてしまいたいと思う気持ちが芽生える。
『本当にあるのだろうか?』、
『無いって言う人もいるし、無いのかもしれないな。』、
『なんであいつ、協力的じゃないんだよ。あいつがもっとやればいいのに。』
『隊長の使えと言った道具じゃ、掘れないって話です!無駄です!』
諦める言い訳は星の数ほど用意されている。
しかし、それでも諦めずに、自分を信じて努力を貫ける人間こそが、宝を掘り当てる、

結果を生む人間
なのだ。
すぐに結果が出ないからといって、周りからの下向きな声が聞こえたからと言って、
『掘り続ける努力』を怠ってはいけない。
『最善を尽くす努力』を、怠ってはいけない。
『誰がなんと言おうと、必ず宝の山を掘り当てる。』
そういう強い気持ちこそが、未開拓の道を、切り開いていくのだ。
能力がある奴でも、
『これ以上掘って金が出なかったら、支えにしてきた俺の自信が崩れる』
と言って、諦めたら終わりだ。
高学歴の奴でも、
『ここをこれ以上掘るのは合理的ではない。既存のデータに基づき・・』
と言いだして、正当化したら終わりだ。
天才でも、
『ひらめいた!こんなことやってる場合じゃない!』
と言いだして、掘るのをやめてしまったら、終わりだ。
金持ちでも、
『なに!?他の場所で出そうだと!?よし、そっちへ行こう!』
と言いだして、他の情報に目がくらみ、撤退したら、終わりだ。
“金鉱を掘り当てることができるのは、途中何があっても
最後まで掘り続けることができる人間だ。”
宝を掘ることを、『義務』のような事務的な考え方をするな。
よーく考えなければ。
『宝の山を掘りあてている』んだ。
それ自体が心躍らせる、アドベンチャーだと思わないか?
生き生きとして、楽しんで、積極的に前向きに掘り当てるのが、本来の姿なんだ。
『ドラゴンボール』の悟空が、いつでも明るく前向きに冒険していなければ、
あのマンガはあそこまで見る人を魅了しなかったはずだ。
悟空の中に底知れぬ可能性を、見出さなかったはずだ。
悟空は、ドラゴンボールを探す冒険、強くなるための厳しい修行に対して、
前向きだったし、勇敢だった。
なにより、心の底から楽しんでいたんだ。
『オラ、わくわくしてきたぞ!』
━悟空ならやってくれる。
幼心に、そう抱いたことを、俺達世代は覚えている。
奇跡、結果を生むために必要なものはなにか。
それについて、一度深く考えてみるべきだ。
『この世はでっかい宝島。そうさ、今こそ、アドベンチャー!』

 

 


by:一瀬雄治 (Yuji Ichise)
サルベージエンタープライズ株式会社代表取締役社長。
1983年、東京都生まれ。


孫悟空-宝の山を掘り起こせ

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