バックミンスター・フラーの著書、『クリティカル・パス―宇宙船地球号のデザインサイエンス革命 』にはこうある。
『もしあなたが東アフリカのビクトリア湖畔に住み、この湖を渡りたいと思ったなら、木の船を発明するだろう。もしシベリア中部のバイカル湖畔であれば、夏には船を、そして冬になればスケートやソリを発明するだろう。寒い地域に住む人の方が発明的なのではなく、その環境の為に、生まれつきの発明の才を発揮する機会がより多いだけなのである。暑い国に住んでいる人間を、寒い国に移動させてみよう。そうすれば、彼らもそこに住む人々と同じように創造的になるだろう。さもなくば死に絶えることになる。』
潜在能力の埋没、能力の顕在化の最適化。非常に重要な話だ。つまり、『ピンチはチャンス』という意味である。見るべきなのは以下の黄金律だ。
なぜ自分がこんな目に遭わなければならないんだ
ではない。
自分だけがこんなに恵まれた環境で良いのだろうか
が正解である。つまり、以下の黄金律ということだ。
参考文献