- ソクラテスの言葉
- ソクラテス『この痛い足かせとも、いよいよお別れだ。』
- ソクラテス『お前が奴隷のようにこの国の人たちのご機嫌を取れば、飲んだり食べたりできるだろう。だが、それでおまえは満足か?』
- ソクラテス『我々が常に口にしたことが、真理(正義)なのだよ。クリトン。』
- ソクラテス『彼らは軽々と人を殺しながら、少し時間が経てば、生かしておけばよかったと、そんな気まぐれな人たちなのだよ。』
- ソクラテス『ありがとうクリトン。確認するよ。「深く真剣に考えた意見は尊重し、浅はかないい加減な意見は無視する」これでいいね。』
- ソクラテス『自分に死の危険が迫ったからと言って、今まで自分が納得していた原則、真理と言ってもいいが、これを捨てることは絶対に出来ない。』
- ソクラテス『僕は自分が納得できないものには従わない。よくよく考えて、正しいと納得した原則にのみ従うことにしている。』
- ソクラテス『ちょっと待ってくれクリトン。どうして君はそんなに世間の評判が気になるのだ。』
- ソクラテス『不正なやり方で人を殺す連中と、不正なやり方で殺される人、どちらが惨めだろうか。』
- ソクラテス『息子たちをよろしく。服装、女性、金銭、出世のことばかりを気にしていたら、遠慮なく問い詰めて下さい。私が皆さんにしたように。』
- ソクラテス『皆さんの生き方の間違いを親切に注意してくれるのに、人を殺して煩わしさから逃げるのは正しい解決の道ではない。』
- ソクラテス『私はこの裁定に従い世を去るが、私を有罪とした皆さんは、これから世の人からも、真理からも、邪悪者の烙印が押される。』
- ソクラテス『重要なのは後始末ではない。前始末である。』(超訳)
- ソクラテス『死を逃れることよりも、邪悪な心から逃れる方がはるかに難しい。』
- ソクラテス『私に不足していたのは、「不正に鈍感な心」。皆さんの耳に気持ちよく響くような「恥ずかしい言葉」は私の口からは出ない。』
- ソクラテス『私の死刑が決まった。皆さん、わずかな時間のことでね。もう少し待てばいいのに。』
- ソクラテス『私はそのために毎日毎日、知恵とは、善とは何かと問答しながら皆さんと考えてきた。』
- ソクラテス『いくら知識の蓄積があっても、知恵が無ければ知識が人間を幸福にするとは限らない。』
- ソクラテス『わたしがいなくなれば、みなさんは楽になる。』
- ソクラテス『死が怖いだろうから別の刑を言いなさい?それは余計なお世話だ。』
- ソクラテス『おそらく皆さんは、私がヤケクソになったと思っただろう。だが実際は違う。』
- ソクラテス『この貧しい善きことのみを行ったソクラテスに与えられるものは、刑罰ではない。』
- ソクラテス『わたしは法廷に家族を呼び、無罪の投票をするように同情をお願いする。そんなことは絶対しない。』
- ソクラテス『わたしの問答を聞くことで、自分で考えるためのヒントがたくさんあって、勉強に役立つらしいのだ。』
- ソクラテス『数学の正しい答えを多数決で決めることがあるか?善悪の判断も同じことである。』
- ソクラテス『不正をしている仲間に入るより、「どんな危険があろうが、国と正義のために戦おう」と心に誓ったのだ。』
- ソクラテス『かりにわたしが政治に口を出していたら、とっくの昔に、権力に殺されていただろう。』
- ソクラテス『わたしがいなくなれば言葉の針で刺される心配もなくなって、みなさんは残りの人生をダラダラと滅びゆく国の富をあてに暮らすことになる。』
- ソクラテス『吾輩はアブである。』
- ソクラテス『私が弁明するのは、自分の為でなく、むしろ皆さんの為なのだ』
- ソクラテス『有罪として私を殺そうが、あるいは無罪にしようが、わたしの生き方は変わらない。たとえ何度殺されても。』
- ソクラテス『わたしの息のある限り、だれに会おうと毎日みなさんに問いかける。』
- ソクラテス『死を恐れることは、「本当は知者ではないのに、知者であると思い込む」のと同じなのだ。』
- ソクラテス『もし有罪の判決がくだれば、わたしに罪をかぶせたのは、メレトスでもアニュトスでもない。多くの人からの悪口や嫉妬、妬む心なのだ。』
- ソクラテス『君は、私が人間を堕落させたとして裁判に引き出したのだ。”堕落”させる人を見つけたのだからね。だったら反対に、どんな人たちが、若者を善くするのか知っているね。』
- ソクラテス『知者だと思い込み、『無知の知』を知らない人は知恵を求めようとしない。』
- ソクラテス『自分が病気だと知った人は医者にかかるが、病気に気づかず健康だと思い込んで、病んでいることを知らない人は医者に行かない。』
- ソクラテス『健康が善で、病が悪?それなら病にかかり旅を止めたら、乗船するはずの船が難破して、命を救われた人がいた。それでも病は悪か?』
- ソクラテス『この人は、多くの人たちに知恵のある人物だと思われていて、自分でもそのように自覚しているけれども、実はそうではないのだ。』
- ソクラテス『わたしの名が知られるようになったのは、他でもない。わたしが『ある一つの知恵』を持っていたからなのだ。』
- ソクラテス『人間は、一つのことを、何度も聞かされ、言わされ続けると、単なる『噂』でもいつの間にか頭の中では真実に思えてくる。そんなものなのだ。そして、世間ではこんな『噂』を『常識』と呼ぶのかもしれない。』
- ソクラテス『食塩の善さは『からい』ことにあり、砂糖の善さは『甘い』ことにあるように、裁判員の善さは『正しく裁く』ことに、また弁論する者の善さは『真実を語ること』にある。』
- ソクラテス『大きな湖も少しずれた高い丘から見ると、その形がわかるように、この裁判も少しずれたところから眺めると、真実が見える。』
- ソクラテス『人間だれもが、肉体という独房に繋がれた死刑囚なのだ。』
- ソクラテス『今日の法廷には、このボロボロの普段着一枚で行くよ。立派な衣装で弁明すれば、真実が話せるとは限らない。』
- ソクラテス『死ぬことと、自分の信念とどちらが大事か。』
- ソクラテス『人間に関することに安定などないことを忘れてはならない。それゆえに、繁栄している時には過度の喜びを避け、逆境にある時には過度の落ち込みを避けなさい。』
- ソクラテス『あなたのあらゆる言動を誉める人は信頼するに値しない。間違いを指摘してくれる人こそ信頼できる。』
- ソクラテス『良い評判を得る方法は、自分自身が望む姿になるよう努力することだ』
- ソクラテス『幼にして謙遜なれ。 弱にして温和なれ、壮にして公正なれ。老いては慎重なれ』
- ソクラテス『父母に恩を感じないなら、汝の友となる者はいないだろう』
- ソクラテス『富は良心をもたらさない。しかし良心は、富ばかりでなく、望まれるもの全てを、個人にも国家にももたらすのである。』
- ソクラテス『自分自身が無知であることを知っている人間は、自分自身が無知であることを知らない人間より賢い。』
- ソクラテス『我々が皆自分の不幸を持ち寄って並べ、それを平等に分けようとしたら、ほとんどの人が今自分が受けている不幸の方がいいと言って立ち去るであろう。』
- ソクラテス『何人も本意から悪人たるものなし。』
- ソクラテス『ねたみは魂の腐敗である。』
- ソクラテス『幸福になろうとするならば、節制と正義とが自己に備わるように行動しなければならない。』
- ソクラテス『殺されるかまたは他の憂き目に遭わなければならないなどということは、不正を冒すよりも遥かにましなのだ』
- ソクラテス『生きるために食べるべきで、食べるために生きてはならぬ。』
- ソクラテス『”死”は”終わり”ではない。”解放”である。』
- ソクラテス『疑義は哲学者の感知であり、哲学は疑義に始まる。』
- ソクラテス『われアテネ人にあらず、ギリシャ人にあらずして世界市民なり』
- ソクラテス『法を犯してしまうより、命を侵される方が良い。』
- ソクラテス『何人たりとも、不正に報いてはならない。』
- ソクラテス『子供は、生まれた、その日から、厳しく躾なければならないものだ。 』
- ソクラテス『真理の探究なき人間は、生甲斐のない人生だ。』
- ソクラテス『他人が書いたものを使って自分を向上させることに時間を使おう。そうすれば他の人が苦労して手に入れたものを楽に手に入れることができる。』
- ソクラテス『良い本を読まない人は、字の読めない人と等しい。』
- ソクラテス『金を貪ってばかりいて、君は恥ずかしくないのか。評判や地位を気にしても、思慮と真実を気にとめず、己の魂を磨き上げることに、何ら気を使おうとしない。』
- ソクラテス『子供をも、生命をも、その他のものをも、真理以上に重視するようなことをするな。』
- ソクラテス『法は、善人のために作られるものではない。』
- ソクラテス『悪法も、また、法なり。』
- ソクラテス『少量をうまくやる方が、大量にまずくやるよりもよい。』
- ソクラテス『わたしは、誰の師にも、成ったことはなかったが、一方で、誰の問にも、答えなかったことはなかった。 』
- ソクラテス『指導者とは、自己を売って、正義を買った人間だ。』
- ソクラテス『彼は何も知らないのに、知っていると信じている、私は何も知らないが、知っているとも思っていない。』
- ソクラテス『いかに多くの富を有するか、自慢する者が居ても、いかに使うが分かるまで、彼を、誉めてはならない。』
- ソクラテス『私に分かっていることは、私が知らないということだ。』
- ソクラテス『息が止まらない限り、私は知を愛し続ける。 』
- ソクラテス『勉学は光であり、無学は闇である。』
- ソクラテス『満足は、自然の与える富である。贅沢は、人間の与える貧困である。 』
- ソクラテス『汝、自身を知れ』
- ソクラテス『結婚をするべきか、結婚しないべきか。どちらを選ぶにしても、後悔するだろう。 』
- ソクラテス『よく本を読んで、良き魂を育てよ。苦労して、著者が身に付けたことを、苦労せずに、読者は身に付けられよう。』
- ソクラテス『世界を動かそうと思えば、自分を動かすことから始めよ。』
- ソクラテス『友と敵、両方がいなければならない。友は忠告を与えて、敵は警告を与える。』
- ソクラテスの名言・格言一覧
- ソクラテス(Socrates)とはどんな人物か