- マキャベリ
- マキャベリ『君主は自己の地位を保つためには、不善を行う道を知り、しかも必要に応じて、善を用いたり用いなかったりできる道を学ぶことが必要である。』
- マキャベリ『へつらい者を避けるには、賢い側近を選び、その者たちだけに直言させよ。』
- マキャベリ『名将と凡将との差は、作戦能力の優劣よりも、責任観念の強弱によることが多い。』
- マキャベリ『人間というものは、危害を加えられると思っていた人から、恩恵をあずかると普通に受ける場合よりはるかに恩義を感じて、その人に深い好意を抱くものである。』
- マキャベリ『新秩序の導入は難しい。これによって利益を失う者は必死で抵抗し、利益を得るものは消極的だからである。』
- マキャベリ『偉大な事業をなし、比類のない模範を自ら示すことほど君主に対する尊敬をもたらすものはない。』
- マキャベリ『加害行為は人々がそれをあまり味わわず、したがってあまり傷つけられないように一気に行われなければならず、これに対して恩恵は人々がそれより良く味わうように少しずつ与えられるべきである。』
- マキャベリ『君主は憎まれたりさげすまれたりするような成り行きを避ける方法を考えなければならない。』
- マキャベリ『自らの地位の存亡に関わらない悪評でも、可能な限りそれを避けうるほどに賢明である必要がある。』
- マキャベリ『大衆は常に外見だけを見て、出来事の結果によって判断する。』
- マキャベリ『浪費と投資の見極めを重視せよ。』
- マキャベリ『人を率いていくほどの者ならば、常に考慮しておくべきことのひとつは、人の恨みは悪行からだけでなく善行からも生まれるということである。』
- マキャベリ『君主たるものは、才能ある人材を登用し、その功績に対しては、十分に報いることも知らねばならない。』
- マキャベリ『国家の指導者たる者は、必要に迫られてやむを得ず行ったことでも、自ら進んで選択した結果であるかのように、思わせることが重要である。』
- マキャベリ『自軍の力と敵の力を、ともに冷静に把握している指揮官ならば、負けることはまずない。』
- マキャベリ『君主足らんとするものは、種々の良き性質を すべて持ち合わせる必要はない。しかし、持ち合わせていると、人々に思わせることは必要である。』
- マキャベリ『恩恵は、人々に長くそれを味わわせるためにも、小出しに施すべきである。』
- マキャベリ『君主にとっての敵は、内と外の双方にある。これらの敵から身を守るのは、準備怠りない防衛力と友好関係である。』
- マキャベリ『人間というものは、自分を守ってくれなかったり、誤りを正す力もないものに対して、忠誠であることはできない。』
- マキャベリ『天国へ行く最も有効な方法は、地獄へ行く道を熟知することである。』
- マキャベリ『他人を傷つけねばならぬ場合には、その復讐を恐れる必要のないほど、痛烈にやっつけておかねばならない。』
- マキャベリ『中ぐらいの勝利で満足するものは、常に勝者であり続けるだろう。』
- マキャベリ『長期にわたって支配下に置かれ、その下で生きるのに慣れてしまった人民は、何かの偶然で転がり込んできた自由を手にしても、それを活用することができない。』
- マキャベリ『相手を、どんなことにしろ、絶望に追い込むようなことは、思慮ある人のやることではない。』
- マキャベリ『衆に優れた人物は、運に恵まれようと見放されようと、常に態度を変えないものである。』
- マキャベリ『好機というものは、すぐさま捕まえないと、逃げ去ってしまうものである。』
- マキャベリ『謙譲の美徳を持ってすれば、相手の尊大さに勝てると信ずるものは、誤りを犯すはめに陥る。』
- マキャベリ『不正義はあっても秩序ある国家と、正義はあっても無秩序な国家のどちらかを選べといわれたら、私は前者を選ぶであろう。』
- マキャベリ『民衆というものは、善政に浴している限り、特に自由などを、望みもしなければ、求めもしないものである。』
- マキャベリ『民衆は、群れを成せば大胆な行為に出るが、個人となれば臆病である。』
- マキャベリ『思慮に富む武将は、配下の将兵を、やむをえず戦わざるを得ない状態に追い込む。』
- マキャベリ『基礎工事を軽んじた建築物は崩壊する。』
- マキャベリ『早期の処置なら治療はやさしい。』
- マキャベリ『民衆は頭をなでるか消してしまうかのどちらかにせよ。』
- マキャベリ『変革というものは、ひとつ起こると、必ずや次の変革を呼ぶようにできているものである。』
- マキャベリ『人間の意見なるものがいかに偽りに満ち、いかに誤った判断でゆがめられているかは、呆れかえるほどである。』
- マキャベリ『人間は、内容よりも外見で判断しがちなものである。だれでも眼は持っているが、洞察の才を持っている者は稀である。』
- マキャベリ『災いは最小限にくいとめられるなら、幸運とみなすべきだ。』
- マキャベリ『たとえ人の生命を奪っても、財布に手をかけてはならぬ。人は父親の殺されたのは忘れても、財産の失われたことは忘れないからだ。』
- マキャベリ『天気のいい日に嵐のことなど考えてもみないのは、人間共通の弱点である。』
- マキャベリ『運命は我々の行為の半分を支配し、他の半分を我々自身にゆだねる。』
- マキャベリの名言・格言一覧