古代ギリシャ哲学者 ソクラテス(画像)
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内省
自分を支配することができない人間は、他人を支配(コントロール)できない。
byホイットマン
よく、『手が冷たい人は心が温かい』と言うが、それはどういう意味かというと、手が冷たい人は、末端冷え性として、どれだけ寒さが酷かということを、身をもって理解している。だから、同じように凍える人を見たとき、そっと手を差し伸べ手を温めたり、温かい飲み物を与えることができるのだ。
脳科学の観点から見ると、人が、他人の気持ちを理解できるようになったのは、相手が自分と同じ怪我をするのを目の当たりにした時だという。小指を角にぶつけたり、金的を負傷したり。
(自分も同じような思いをしたことがある!痛そう!)
そうやって想像したことが、始まりだというのだ。だとしたら見えてくるはずだ。
他人や環境からの変化(アウトサイド・イン)を待つのではない。自分から主体的に動いて経験する(インサイド・アウト)のだ。それで初めて他者や、環境をコントロールできる。自分の生きる世界を、目に見えるこの世界を変えたければ、まずは、己を知り尽くすのだ。答えは周りじゃない。自分の心の中にある。
注意
※これらの言葉は参考文献『これならわかるソクラテスの言葉』や史実に基づき、自らの生きる糧、自らを戒めるため、内省の為に日々書き留めたものです。史実を正確に把握したい方は正当な書物をご覧ください。