アメリカの政治家、ベンジャミン・フランクリンは言った。
ここにある内容は人間の資産として遺すべき、極めて重要な事実である。
しかし、やはりフランスの作家、カミュが言った様に、
私がこの記事をより大勢の人に読んでもらいたいのであれば、私が『取るに足らぬ人物』から卒業することを求められるだろう。だが、『命を使い切る』ことを念頭に置いた自分の人生の中で、たとえこれ以外のことで私がぞんざいな人生を送ったとしても、これを遺せただけで私が生きた価値はあったと、心底から断言できるのだ。
もし、これらの記事だけではその価値がわからない、わかりづらいということであれば、下の記事を読むといいだろう。現代の日本を生きる人にわかりやすい『例え』と共に、これらの黄金律の重要性を見ることができる。
・⇐BACK(プロローグ『黄金律が導き出されるまで』)
・NEXT⇒(8,000の名言から浮かび上がった54の言葉)
なぜ名言の内省が『8000』という数字で終わったか。それは、単に『最も異彩を放つ偉人たちの言葉は大体確認した』、あるいは『情報源がなくなってきた』ということもありますが、それよりも大きな理由は、『後になるにつれ、同じ的を射る言葉が増えてきた』ということです。
つまり、
何か同じような言葉が増えて来たな。重複が多いぞ。書く記事も重複する。
ということで、名言の内省を止め、この黄金律をまとめる流れに至ったのです。ただし、ハッキリ言うべきなのは、確かに後になるにつれ、内容の重複が増えてきたのは事実ですが、『そんな内省の後半でも自分の知性を広げてくれる、血沸き肉躍る斬新な角度から見た卓越された知性には出合い続けた』ということです。
つまり、もし私がこの後10万、100万という規模の名言を内省すれば、ここでまとめる黄金律は『38』ではなくなる可能性があるということです。しかし、だからといってこの『38の黄金律』は輝きを失うことはないでしょう。むしろ、どんどん強化される結果になるはずです。
また、各黄金律の2ページ目には『更なる詳細』として、『参考文献』からの引用がありますが、間違えてはならないのは、これらの参考文献は、私が『確証バイアス』に支配され、この黄金律を正当化させるために見つけてきた本ではなく、最初からうちの本棚にあった『PRESIDENT』等で紹介されていた由緒ある本である、という事実についてです。この黄金律を補強する為の情報がないか、とそれらの本を見直してみると、本には、驚くほどこれらの黄金律と同じ的を射る内容があったのです。
この黄金律はまるで、『核(コア)』のようです。
地球のどの場所から、どの時代から、誰が、どのような掘り方で地面を掘っても、絶対に最終的に、この『核』に到達する。この様なイメージが強く頭に浮かびます。
そしてまたその事実は、この地球で『偉人』と呼ばれるような人間は、往々にして自分が信じた道(カテゴリー)を突き詰めた人間であることが多く、必然的に掘る深さは深いわけで、彼らの意見が一致し、また、例えば刹那的に生きたかつての私のように、浅くしか掘らない人々がここに辿り着かず、黄金律から逸れて『後悔』して生きてしまっている事実ともつじつまが合う。
宗教が違う。時代が違う。国家が違う。立場が違う。それなのに、なぜこの世を生きた様々な差異ある偉人たちは、同じ場所に目を向けることになったのか。どうやら私は、自分の違和感(直感)に従って『偉人が遺した言葉』という『パンくず』を辿っているうちに、人間にとって極めて重要な黄金律の『一部』に出合わせてもらったようです。彼ら500人の地球の友に、その命に、感謝です。
これらの黄金律は、儒教の始祖『孔子』、キリスト教の礎『イエス・キリスト』、仏教の開祖『釈迦(ブッダ)』、古代ギリシャの哲学者『ソクラテス』、道教の創案者『老子』、イスラム教の開祖『ムハンマド』、また、キング牧師や、 ダライ・ラマ14世に大きな影響を与えたヒンズー教の指導者『ガンジー』らはもちろん、アインシュタインやエジソン、ニーチェや松下幸之助等、この地球を生きて名を遺したあらゆる偉人たちの名言から見出した『共通点』を抽出し、まとめたものである。
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それが38個もあるわけです。しかし1億円など世の人は払えない。ではいくらに設定すればいいか。例えば私は1000冊の本を持っています。下記がその一部の写真です。
大体が1000円前後でしょう。突き詰められた素晴らしい専門書ばかりですが中には、その価値にふさわしくない内容のものにも、それだけの金額が設定されていることもあります。また逆に、1万円の本もあります。例えば下記の本は2013年に購入しましたが、現在は1.2万円の価値がついています。
また単純に、最初から8千円程度で売られている本もあります。黄金律の価値の重さはこれら一切の本の内容と比べても一切引けを取らない。それどころか、人によっては前述したように1億円払っても手に入れたかった情報だと豪語するでしょう。
また、Twitterで以前中学生が『ヘッダーとアイコンを描きます!』として、1300円でそれを販売していました。私が見る限り、その人の絵はずば抜けているわけではありません。彼女はまだ中学生ですからね。料金設定はとても難しいものです。稲盛和夫も、ビジネスで最も難しい2つの要素の1つに、料金設定を挙げています。下記の記事を見てください。
ここにあるイラストは全て私が描いたものです。これは模写ですから販売はしませんが、下書きなどしないで私はこれくらいまで描けます。しかし、言ったようにこれは模写であり、著作権があるので販売はしません。これだけの絵を描くのにかかった時間は丸一年ではききませんが、私は自分がやったことすべてを有料にしているわけではないのです。
また、絵の話をする理由は他にもあります。私は手塚治虫、宮崎駿、藤子・F・不二雄、赤塚不二夫、鳥山明、尾田栄一郎らの絵をそっくりに模写することはできますが、彼らのように『創造』しながら絵を描くことはできません。なぜなら私は絵の勉強も漫画の勉強も一切していない。ただ私は、『真実をありのまま見る』力が人一倍あるだけなのです。絵の場合、それをそのまま描き移す。上にリンクした絵の場合、『質より量』を意識していますから一枚2時間以上かけないようにしていますが、本気を出してもっと時間をかければ更にそっくりに描写できます。例えば下記の絵が今までの人生で一番時間をかけたもの。
これでもまだ細部は甘いのですが、『6時間』かけました。ただ、画家って本当はもっともっと時間をかけますよね。絵の時間で言えばこの程度、大したことはないのです。しかしとにかく、時間をかければかけるほど、直視した真実を正確に描写することができる。私にはそういう自信があるのです。私はボクシングも剣道もしていました。レシピを見れば料理もできるし、筋トレはもう20年続けています。絵も模写ならできる。しかし、マイケル・ジョーダンがバスケットボール、イチローが野球だとしたら、私という人間が最も突出している能力は、『真実を直視すること』だと言えます。
この黄金律は、実に4年以上の時間をかけて内省した8000の名言や真理を、3か月以上かけて作りこんだ記事です。人生で最も時間をかけて向き合った要素の一つです。ちなみに、『丸4年』です。ほぼ、大学の時間と同じ。
また、当サイトにある記事のジャンルへのリンクをここにも貼っておきます。
心、体、歴史。もちろん人は全知全能にはなれませんが、『人間』を語るだけの資格があるかどうか、これらの記事を見ればある程度は見えてくるかもしれません。これはもちろん先ほどの1000冊の本から私一人で学び、記載した内容です。歴史ですが、人間を語る際に、『人間の歴史』を考えないわけにはいきません。紀元前5世紀に、証拠を集めて解釈することによって過去への問いかけをはじめておこなったのが、古代ギリシャの著述家ヘロドトスとトゥキディデスです。『歴史(ヒストリー)』という言葉はヘロドトスが初めて使ったもので、これはギリシャ語で『探究』を意味します。まさに、当サイトにうってつけの名前です。
Inquiry=探究=history
なのです。当サイトの『IQ(アイキュー)』という意味は、『Inquiry(インクワイアリー)』の略語で、インクワイアリーとは『探究』という意味ですからね。
これらの記事の閲覧は全て無料。更に、前述した『8,000の名言から浮かび上がった54の言葉』は全て無料とさせていただきます。『38の黄金律』との違いは圧倒的で、前者は『私の直感と経験だけ』で書いているのに対し、後者、つまりこの黄金律は私個人の考え方ではなく、前述したような圧倒的な偉人たちや、権威ある書物等から見出した『共通点』、『真理』なのです。私も6年以上、この黄金律を無料で公開してきました。しかし、全くこの意味を理解しないで失敗する人が後を絶たない。誰かが言っていました。
そんなことはありません。世の中には私のように、有料にした時点で利己的かつ自分本位であり、博愛的ではなくなり、結局は私利私欲を満たすことしか考えられないエゴイストであり、偽者だと考える人間もいるのです。価値がないから無料だったのではないのです。そのことを理解してもらうために、この記事はついに、有料化致します。
これは偶然ではありません。たまたまこの日の翌日が彼でしたが、その数年前はまた違う有名人。その前は更に違う有名人でした。勘の鋭い方なら気づいたかもしれません。この黄金律というのは、『無視して生きて数十億円稼ぐこともできる』が、たとえどれだけの財力、権力、知力をもってしても、決して、必ずこれらの支配から逃れることはできないのです。
この価値を理解していただくために、金額は全部購入すると実に『50万円弱』。中古の軽トラック一台分の値段です。こんな金額に設定すれば、当然購入者の数は激減するでしょう。
しかし、そもそもこの記事の内容自体が、
『システム2でなければ理解できない』
のです。この言葉の意味を知らない方は、下記の記事をお読みください。これは無料です。『東大、京大で一番読まれた本』として有名な、『プロスペクト理論』でノーベル経済学賞を取ったダニエル・カーネマンの著書、『ファスト&スロー』には、『人の脳の中のシステム』には2つの種類があるとしています。それが、『システム1』と『システム2』です。
簡単に言えば、『思慮深い人でなければ真価を理解できない』のであり、さらにそれを自分のものにして体得するとなるなら、ただ思慮深いだけでも物足りない。しかし、もしこれを理解し、体得することができたなら、この金額はあまりにも安い。
決して安売りする内容ではない。そして、体得すれば数億円を生み出すことだって、それだけの損害を防ぐことだってできる。それがこの黄金律の実力なのです。
分かりやすい例は、『イソップ物語』ですね。あの話はあまりにも教訓深いものばかり。
『金の斧銀の斧』などもそうですが、では、誰もが知っているこの話、『体得している人』はどれくらいいますか?より多くの人(システム1)向けに教訓を発信しても、それを『表層でキャッチする』人が出てくるだけで、『心底で受け止め、咀嚼し、自分のものにする』ことができる人は、ごくごく一握りしかいないのです。その辺りの問題については、先ほどの記事、そして下記の記事にて言及しています。
ちなみにこの記事は当サイト最大のボリューム。一冊の本と同じボリュームであり、すべて理解するためには映画を50本以上見る必要があります。それだけの材料でたっぷり内省し、熟考した結果、『システム1向け、万人向けに発信しても、反応的な人が増えるだけで、主体的で、真に賢明な人が輩出されるわけではない』のです。
道教の創案者、老子は言いました。
ここまで読んでいる方ならもうお分かりいただけたでしょう。この記事は、『人生に本当に悔いを残したくない人』だけが買うべき真理なのです。この真理を体得して何をするかは、あなた次第です。
上記記事を飛ばした方、全容は5万円ではないので、ご注意ください。