うつ病は自分一人で治せるものなの?
うつ病が他人の助けが必要な理由がちゃんとあります。
うつの時、一人になるのは良いのか。それとも悪いのか。 – Inquiry. |
これらの記事と併せて考えていきたい。
例えば、
してしまった人の遺族が、『なぜ相談してくれなかったんだ』と嘆き、悲しむケースがある。ある駆け込み寺の住職も、自分のところにいる間には元気だったから学校に行かせたら、学校でいじめがあり、自殺してしまったとある少年に対し、嘆き、悲しみの言葉を語りかけていた。
その住職とて、少年少女をいつまでも自分の寺に置いておくわけにはいかない。いいタイミングで社会に復帰してもらい、人生をやり直してもらう必要がある。だから、経験的にも、その時期が良いタイミングだと思った。それに本当に寺で回復の兆しはあった。
だが、現実は
が起こるものである。というか、何が起きるかを言い当てることが出来る人間など、この世にはいない。
だから住職の責任ではないだろう。しかし、彼は少年の葬式で慟哭していた。
『なぜ相談してくれなかったんだ』という遺族の言葉、『ごめんな。俺が悪かったな。辛かったな。』と語る住職の言葉。そのどちらを考えても見えてくるのは、
ということである。
目が悪い人はメガネを、足が悪い人は車椅子を、紫外線にひどく弱い人は日傘を差すように、人間にはそれぞれ、個性と特徴というものがあるのだ。何かが秀でていて、何かは不足している。
背が高い人は高い場所にある物を取ることが得意だが、高さの低いトンネルをくぐることは苦手だ。背が低い人は高い場所にある物を取ることは苦手だが、高さの低いトンネルをくぐることは得意だ。
自分の心が少しだけ人より弱い。だとしたら、迷わず人に助けを求めるのだ。少なくとも死ぬことよりは、その方が断然いい。
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