八方美人の人はうつ病になるの?
八方美人というのは、色々な場所でいい顔を見せるという人のことです。
それはつまり、『表層に力を入れ過ぎている』ということであり、実際に向き合わなければならない『実質、内面』から目をそらしている可能性があります。だとしたらそれは、自分の心と現実とのギャップが生まれやすくなるわけであり、うつ病になる可能性も出てきます。
先生
ハニワくん
Contents|目次
八方美人が成り立つ世の中
うつになった理由は八方美人ではないのか?
この記事は、
と併せて考えていきたい。
私の周りにも八方美人はいるのだが、彼ら、彼女らを見ていると一言、とてもめんどくさそうだ。そして窮屈そう。何をそんなに人の目を気にして生きる必要があるのか。彼らは必要以上に疲れている。いや、
ように見える。
取り憑かれているように見える。今、目の前で取っていた態度と、全く違う態度を急に取る。その姿は当然表裏的であり、八方美人だ。人からなんと言われるか、どう見られるかを気にしている証拠だ。本当に人はその表層だけの評価で判断するだろうか。ここが問題の部分だ。
人間なんて、そんなものだ。この、『人は結局表層だけで評価をする』という紛れもない事実が、この世から八方美人の人間が滅亡しない大きな理由の一つである。
先生
ハニワくん
先生
- 八方美人は必要以上に疲れている。いや、憑かれている。
- 人は表層だけの評価で判断する。
虚構に依存する人間
いっそのこと、そういう人がいなければよかった。だが、いる。
ものだ。美人や美男がもてはやされる。
ニキビやエラは揶揄される。ワキガ、口臭、薄毛は、煙たがられる。化粧をすれば評価が上がり、露出をすれば男は鼻の下を伸ばす。金を見せれば女は寄ってきて、権力をちらつかせれば女は屈する。人間なんて、そんなものだ。だが、その決定的な事実が、時に人の心を狂わせるのである。
ズバリ、私の母親が八方美人だ。内弁慶で、他人からの評価に支配され、笑顔で撮った写真を友人に見せびらかし、さも『うちの家庭は上手くいっている』という美談を作り上げ、それを他人にさりげなく自慢したい。
声のトーンから何から何まで、家にいるときのそれとはまるで違う。こういう人間を間近で見てきて思うが、彼女は立派な
だ。(こんな人間にはなりたくない)と思ったものである。
だから有難い。こんなに虚しい人生の生き方をしてくれて。もちろん、これでは親のことを言うには冷たい表現だが、
のだ。長い長い歴史がある。
先生
ハニワくん
先生
- 人間というものは、表層で判断するものだ。美人や美男がもてはやされる。
疲れている?憑かれている?
彼女は『クリスチャン』だ。そして、イエス・キリストとは、本当に『神の生まれ変わり』なのか?その答えに答えられる人がいるのなら、それはただ意見が偏っているだけだ。
のだ。過去のことなど。宇宙の果てや、この世の終わりのことなど。分からないところに期待して、夢を見て、信仰心を抱いている。それで母の心が崩れないなら、それを無理矢理引きはがすことなど出来ない。
だが、『もしキリスト教が間違っていたらどうするんだ?』
のか?どう落とし前を付けるんだ?
八方美人。それは、何らかの理由で自分の本心をひた隠し、上っ面だけ順風満帆を装うことで『生き長らえている』、愚かで醜い、弱き人間の姿なのかもしれない。しかし、私はそんな人間を無理矢理自立させ、精神を崩壊させ、殺してしまうことはできない。だからこうして、自分の意見を言うことしかできない。
もし、八方美人によって心が疲れているなら、それは『憑かれている』のかもしれない。
先生
ハニワくん
- 八方美人によって心が疲れているなら、それは『憑かれている』のかもしれない。