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肯定的なひとり言がうつの薬になる

うつ病を克服するために有効なことって何がある?

肯定的なひとり言がうつの薬になります。自己暗示にも似た方法です。例えば、世界で活躍するようなアスリートなどは、この術に長けています。

先生

自己肯定、自己暗示、自己効力感、アファメーション、セルフコントロール。そういったセルフマネジメントの重要性について解説するよ!
更に詳しく知りたい人は、以下の記事を見るっす!

ハニワくん

誰もが納得するだろう完全な人格などない

肯定的なひとり言がうつの薬になる。

 

 

この記事は、

 

真面目で完璧主義がうつになる。だが、完璧な人間など最初からいない

うつ病の克服に最も重要なキーワード『重荷を取って軽くする』

 

と併せて考えていきたい。

 

 

 

にも書いたが、やはり、自分を肯定するということは大事だ。今の自分、ありのままの自分をまず肯定したいのである。なんせ、ありのままの自分が価値がないのであれば、もう生きていても意味がない。

 

ということは、誰か違う自分になりきらなければならないわけだが、残念ながら、その『誰か違う自分』というのは、また他の誰かから見ると、完全な人間ではない。

 

というかそもそも、完全な人間などこの世にはいない。スイスの心理学者、ユングは言った。

 

 

従って、自分が勝手に『誰もが納得するだろう完全な人格』になりきったところで、また違う誰かから見たら不完全なのだから、そもそもがその発想自体が間違っているのである。

 

先生

完全な人間などこの世にはいないし、誰もが納得するだろう完全な人格も、永久になることはできないよね!この世に様々な人間がいる限り、それらの意志を一つに統制することはできない。ある程度は一致させることが出来ても、完全に全部を一致させることはできないんだ!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 完全な人間などこの世にはいないし、誰もが納得するだろう完全な人格も、永久になることはできない。

自分という唯一無二の存在

うつになった理由は八方美人ではないのか』にも書いたが、八方美人になり、『人の期待に応えることを意識し過ぎるとうつになる』にも書いたが、人の目を気にし過ぎて自分の人生を軽んじてしまえば、そのうち心身にひずみが起き、それが原因でぐしゃっと体が崩れ落ちてしまうだろう。

 

 

だから自己暗示が効くのだ。

 

自分はできる!
自分ならやれる!

 

という自己肯定をしていき、何かやり遂げた時は、

 

だからやれると言ったんだ!

 

として、自分で自分に語り掛けるのが効く。これは、実は私も16歳ぐらいからやっている。私も人生の窮地に堕ちたことがあるが、私はこの自己暗示たる独り言によって、自らを鼓舞し、奮起させ、生きるエネルギーを奮い立たせることが出来た。この効果は折り紙付きである。

 

だが、私はなぜその時そういう自己暗示をかけたのだろうか。別に、わざわざかける必要はなかったはずだ。しかし、かけなければ生きていけなかった。それぐらいの窮地に立たされていたのだ。

 

これは自己防衛本能だったのだろう。そのおかげで、私は自殺することも、現実逃避することもなかった。一つずつ、何が間違っているのか、何を正せばいいのかを模索する日々が始まり、その暗黒の時間の中で、大きな教訓も得た。それはまるで、深い深い深海の底に潜り、生きている間輝きを失うことがない、真珠を手に入れたようだった。

 

先生

アファメーションとも言う自己暗示。自己肯定をすることによって、セルフマネジメントが出来る。イチローも本田も、活躍している人は皆このアファメーションに長けているんだ!それが出来ないという人には、うってつけの記事があるよ!
先生が書いた記事っす!下記にリンクを貼ったっす!

ハニワくん

『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』

『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』

この章のまとめ
  • 自分という唯一無二の存在の価値を知る。