うつ病の対策としてストレスを避けたいけど、何をしてもストレスを負うことになると思うんだけど?
いいえ。ストレスをストレスと思わなければうつにはなりません。
例えば、あなたが『ストレスではない』と思っていることも、実際にはストレス(負荷)がかかっています。全ては考え方ひとつです。
先生
ハニワくん
『回復=元の生活に戻る』ではない
この記事は、
と併せて考えていきたい。『うつ病治療に有効で必要不可欠な知識。間違った認識を改めよう』にも書いたが、
ということを覚えておきたい。ということは、最初は『A』だったら、『B』に変化することを検討しなければならない。つまり、
- A=ストレスに弱い人格
- B=ストレスに強い人格
であった場合、Bの人格に変化する必要があるのだ。あるいは、こうも考えられる。
- A=ストレスを溜めやすい生活態度
- B=ストレスを寄せつけない生活態度
それは例えば、
こういった記事を確認していけば、見えて来ることである。
先生
ハニワくん
人間が完璧になどなることはできない。そこに気が付くのが完璧な人間の姿
自分が、『ストレスに強く、ストレスを寄せつけない、ストレスとは無縁の人間』であれば、うつになるまでため込んで疲弊することはない。『真面目で完璧主義がうつになる。だが、完璧な人間など最初からいない』にも書いた様に、人間が完璧になど最初からなることはできないのだから、 である。
宮沢賢治は言った。
自分が本当に『真面目な性格』だというのなら、
するべきである。そうすれば、『人間も含めたあらゆる生命は、基本、ストレスに弱く、それを溜め込んでしまうと心身が正常ではいられなくなる』という事実や、『休息が必要である』という事実が、必ず浮かび上がってくるはずだ。
のである。
この広い宇宙の果ては何か、それを作ったのは神なのか、そうじゃないなら何なのか、人類の終わりは、地球の終わりはいつか、自分が死ぬタイミングはいつか。
そうしたことが何一つわからないようでは、完璧だとは言えない。つまり、矛盾している。自分は優秀で、真面目で完璧主義な性格であると自負していても、そこにいるのは単なる無知で偏った単なる一人間である。
先生
ハニワくん
人間は最初から、無知で無力
ドイツの詩人、シレジウスは言った。
人間の能力である『思考』は、コントロールが出来ないならば、母体を破滅の方向へと運ばせることもある。人は、思考を得た。それは、特権だ。その特権を乱用してはならない。
だ。それなのに、優秀で、真面目で完璧主義であるなどと、思い上がりも甚だしいのである。
自然に任せるのだ。花や、草木や、動物の様に。やがては朽ちるだろう。だが、それは最初から決まっていたことなのだ。我々は、与えられた命の日数の間の骨折る労苦のうちに、食べたり飲んだりする。それだけで十分幸せを感じることができるはずだ。生きてるだけで、丸儲けなのだ。
先生
ハニワくん