名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
シド・ヴィシャスは言った。
ハンマーのリズムだろうが、何らかの鳴り響く音だろうが、それらがあるかぎり、そこには音楽ががあり、芸術がある。
モーツァルトは言った。
その中でも、『心地の良いリズム(テンポ)』というものは特に音楽であり、別に音響設備の整った場所で奏でられるものだけが、音楽というわけではないのだ。日常の喧騒にも音楽はある。そこに着目する視点は、とても芸術的である。
私が思い出せる映画では、北野武の『座頭市』、最近ではウィル・スミスが監督をした『アニー』がそうだが、アニーはミュージカルを意識した作品だとしても、車のエンジン音や、街で聞こえる工事の音、携帯電話の着信音や、子供の地団太等、シド・ヴィシャスの言うように、この世には、ありとあらゆる音楽の種がそこら中に溢れていて、モーツァルトのお眼鏡にかなう心地のいいリズムとて、目を凝らし、耳をよくすませば聴こえて来るはずである。
そこに着目する人間が芸術家であり、そこにあるのが芸術である。だとしたら芥川龍之介の言う通り、この世に、この世が在り、そこに人間がいる限り、『芸術』がなくなることはないだろう。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
名言一覧
Pickup名言
名言AI
シラー『若い時代に数千の帆柱を押し立てて船出したその港へ、老いさらばえて救いのボートに助けられ、人知れず帰ってくる。』 ラ・ロシュフーコー『人間は、自分が考えるほど不幸でもないし、それほど幸福でもない。』 三木清『人は敗北主義から独断家になる。』