『ヒト』を最適化しよう。

乾燥昆布・ひじきが口臭予防になる?めかぶやもずく等の『海藻』がすごい

乾燥昆布が口臭予防になる?

はい。

乾燥昆布を口の中に入れると、『異物』があると認識して舌が昆布を転がし、その刺激によって唾液が出ます。唾液の分泌量が十分にあると口臭を予防できます。また、ガムでもその代用ができますが、

 

  • 水分を少量含むことでさらに唾液の分泌が増える
  • ガムと違って食べられる
  • 昆布に含まれるミネラルが口臭対策になる

 

というあたりが乾燥昆布の利点です。また、昆布だけじゃなく乾燥ひじきも食物繊維が多く、善玉菌を優勢にするメリットがあります。それによって悪玉菌由来の口臭を予防し、また、便通を促すので腸内腐敗を予防することができます。基本的に『海藻』というのは、人間の機能をメンテナンスするために欠かせない食材です。

先生

海藻はメンテナンスフードだからね!体のメンテナンスをしたいときにはうってつけの食材だね!
更に詳しく知りたい人は、以下の記事を見るっす!

ハニワくん

乾燥昆布を使って唾液を出そう

 

下記の記事に『ガム法』というガムを使って口臭を抑えるための、唾液分泌法を紹介しました。つまりこういうことですね。

 

STEP.1
ガムをボールのように丸めたまま、噛まずに舌の上に常においておく
 
STEP.2
『ガムのボール』をかまない限りは異物として認識されるため、反射的に吐き捨てようとして、水のような唾液が分泌される
 
STEP.3
その唾液によって口臭予防ができる
 緩衝能を煽って中性にし、再石灰化をさせることもできる。

 

 

記事では主に『キシリトール100%の硬いガムを食後45分の間に食べる』を推奨していますが、このような方法で唾液を出す方法もあるわけです。この『ガム法』と同じような方法があります。それが『乾燥昆布』を使った口臭対策です。

 

『気になる「臭い」がみるみる消える100のコツ―ワキ、足、口の臭いから生活臭、服の臭いまですっきり』にはこうあります。

だし昆布を口に入れて唾液分泌を促進 口臭や口の乾燥を防ぐ!

 

口臭の原因となる雑菌を洗い流す唾液。その唾液の分泌を促す方法はいろいろあります。食べ物を口の中に含ませるのもその一つです。そこでおすすめなのが『だし昆布法』です。これは、1×2㎝くらいのだし昆布を口に含むという方法。だし昆布を口に入れると、『異物』があると認識して舌は昆布をコロコロ転がします。その刺激によって、唾液もどんどん出てくるのです。

 

 

全く同じ考え方ですね。ただ、先ほどのガム法と比べると、こちらの方がより優れた口臭対策かもしれません。

 

だし昆布法のポイント

ポイントを挙げてみましょう。

 

  • 昆布をかみ砕かずに口中に含み続け『異物』と認識させ続けること
  • 水分を少量含むことでさらに唾液の分泌が増える
  • ガムと違って食べられる
  • 昆布に含まれるミネラルが口臭対策になる

 

最初はガムと同じですが、『水分を少量含むことでさらに唾液の分泌が増える』というところは、だし昆布ならではの現象です。さらに、『ガムと違って食べられる』のもいいですね。動作を見られたくないような環境で、いざというときには食べてしまえば証拠隠滅できるわけです。

 

ミネラルの力で余分な舌苔と乾燥を防ぐ

更にミネラルですが、『ヨード』が舌粘膜の新陳代謝を高め、弱った舌の表面を回復させ、余分な舌苔をつかなくさせます。また、『キサンティン、クロロフィル』といった脱臭作用のある成分も含まれています。更に、『アルギン酸、ヒアルロン酸』が、その保湿作用によって口の中の乾燥を予防します。

 

昆布の栄養と口臭に与える影響

ヨード 舌粘膜を強化し、余分な舌苔をつかなくさせる
キサンティン 脱臭作用
クロロフィル 脱臭作用
アルギン酸 保湿作用によって口の中の乾燥を予防
ヒアルロン酸 保湿作用によって口の中の乾燥を予防

 

これらの口臭対策は、ただでさえ周りの人に気づかれにくい対策なのに、更にその上からマスクをするのであれば、より一層ひっそりと行うことができます。マスクにはそういう利点もあるということですね。

 

 

口腔内の酸性化も抑える

『もう、口臭で悩まない!』にはこうあります。

アルカリ性であるため飲食後の口腔内の酸性化もブロックできます。ガム法に準じて『だし昆布』などのひとかけらを口の中に噛まないで保留しておくことで、唾液分泌を促進しつつ保湿できるので、緊張時口臭対策としても有効な方法です。

 

このだし昆布法は口臭対策としてとても有効な手段の一つと言えるようです。またこの『アルカリ性であるため飲食後の口腔内の酸性化もブロックでき』という部分ですが、食事をすると口の中は酸性になります。ではここで、虫歯になる流れを見てみましょう。

 

STEP.1
ミュースタンス菌が口に入る
 
STEP.2
飲食物の糖分を分解し、グルカンというネバネバした物質を作る
 歯の表面に張り付いてプラークを形成する。
STEP.3
菌が増殖するとバイオフィルムと呼ばれる膜となり歯を覆う
 歯ブラシも抗菌剤も太刀打ちできないほどの強固なバリア。
STEP.4
この絶好の環境の中でミュースタンス菌は糖分を餌に酸を作り、放出し続ける
 
STEP.5
この酸がエナメル質を少しずつ溶かし、歯の表面に穴が開いて虫歯となる
 
STEP.6
エナメル質は人体で最も硬い組織。
 

 

もう一つの流れがこうですね。

 

STEP.1
食事をして口の中が酸性になる
 
STEP.2
エナメル質からミネラル分が溶け出す『脱灰』が起こる
 脱灰が始まるのはpH5.5より下がったとき。
STEP.3
本来は『緩衝能』という唾液の力によって『再石灰化』が行われる
 これによって脱灰した部分が修復される。
STEP.4
しかしあまりにも一日に脱灰が頻発すると再石灰化が間に合わない
 結果的に修復が間に合わず、穴が空きやすくなる
STEP.5
虫歯になる
 

 

口の中が酸性になって脱灰が起きます。本来は唾液の力によってそこで再石灰化され、脱灰した部分が修復されるのですが、あまり口の中が酸性に傾いたままでいると、その再石灰化が間に合わず、穴が空きやすくなって、虫歯になるわけです。そうなると穴の開いた場所に歯垢が溜まって口臭が出やすくもなりますから、口の中はあまり酸性のままにしたくないわけですね。

 

 

先生

つまりだし昆布はアルカリ性のミネラル豊富な海藻だから、口臭対策として口の中に入れておくものとして最適だということだね!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • だし昆布を口に入れれば唾液が分泌され、口臭や口の乾燥を防げる。
  • 水分を少量含むことでさらに唾液の分泌が増える。
  • ミネラルの力で余分な舌苔と乾燥を防ぐ。
  • アルカリ性のため口腔内の酸性化もブロックし、虫歯予防になる。

キシリトール100%の硬いガムがいい理由とは

 

ちなみに虫歯は、小さなものではそんなににおうことはありませんが、進行して神経まで侵されたり、詰め物の奥が虫歯になる2次カリエスの状態になると、においが起こるようになります。

 

 

ですから、先ほどのガムの記事には、『キシリトール100%の硬いガム』を噛むことを推奨しているわけです。これが『キシリトール100%の硬いガム』じゃなく『砂糖入りの甘いガム』であった場合、問題が発生します。

 

『砂糖入りの甘いガム』を食べてしまうと、虫歯菌が喜んでしまい、口の中が強い酸性に傾く可能性があります。更に、ガムの性質上それを長時間噛み続けるわけですから、『緩衝能』が働く暇がなく、中性に戻りません。すると、酸性によって溶けてしまった部分が再石灰化せず、虫歯になります。このような状態を避けるためにも、ガムはキシリトール100%のものが推奨されるのです。

 

STEP.1
食事によって口の中は酸性になる
 虫歯菌もねばねばした粘着性の糊状の物質を作り、これは強い酸性である。
STEP.2
唾液には緩衝能という機能があるため、通常は中性に戻せる
 酸性によって溶けた歯も再石灰化によって元通りになる。
STEP.3
しかし一日に何度も食事をしたり、虫歯菌の餌を食べすぎると緩衝能が働く暇がない
 虫歯菌は主に『糖質』を餌にする。

 

キシリトールの含有率が多ければ多いほど、ガムは硬くなります。噛み応えが強くなるほど、唾液の分泌が促され、口の中のpHが酸性から中性に戻りやすくなります。そして、虫歯菌が砂糖を餌にして活性化する前に、キシリトールガムを食べて虫歯菌にキシリトールを食べさせるのです。すると、虫歯菌の活性が弱まり、虫歯を予防することができるということですね。

 

ですから、同じガムでも『キシリトール100%の硬いガム』と『砂糖入りの甘いガム』は全く違うものであることを理解する必要がありますね。

 

先生

キシリトール100%のガムは歯科医院で買えることが多いよ!Amazonでも買えるね!90%以上のものを選ぶのがポイントだね!詳しくはさっきのガムの記事に書いたよ!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 『砂糖入りの甘いガム』を食べてしまうと、虫歯菌が喜んでしまい、口の中が強い酸性に傾くため、キシリトール100%の硬いガムがいい。

アルカリ性食品を摂るメリットは?

では先ほど『昆布はアルカリ性』だとありましたが、確かに、酸性になった口の中を戻したいなら、その逆のアルカリ性を摂った方がいい印象があります。では、口の中と唾液のpHはどうなっているのでしょうか。『体の不調は「唾液」を増やして解消する』にはこうあります。

口の中は普段pH6.8~7.0の中性ですが、口の中に糖分が入るとすぐに、pHが5.5以下の酸性になり、歯の表面のエナメル質が溶け出します。これが続くと虫歯になるのですが、20~40分かけて『唾液の力』で中性に戻っていきます。

 

少しまとめてみましょう。

 

それぞれのpH値

普段の口の中 6.8~7.0(中性)
唾液 7.0(中性)
食後 5.5以下(酸性)

 

これがそれぞれのpH値です。そして食事をしても、唾液が正常に分泌しているとこうなります。

 

STEP.1
口の中のpHは6.8~7.0の中性である
 
STEP.2
食事をする
 口の中のpHが5.5以下の酸性になる。
STEP.3
エナメル質からミネラル分が溶け出す『脱灰』が起こる
 脱灰が始まるのはpH5.5より下がったとき。
STEP.4
しかし唾液(7.0)が分泌される
 
STEP.5
『緩衝能』という唾液の力によって『再石灰化』が行われる
 これによって脱灰した部分が修復される。
STEP.6
口の中のpHも7.0の中性に戻っていく
 

 

ですから、『酸性に傾いたpHを元に戻す』ということは、『酸性に傾いたpHを中性に戻す』という意味になるわけですね。

 

 

ではそこに、『アルカリ性』の何かを投入したらどうなるでしょうか。あまりアルカリ度の高いものを飲むと、例えば『pH9』を超えるアルカリ性の水は下痢を起こしやすくなったり、胃酸の殺菌作用が弱まることもあります。しかし記事に書いたように、基本的に飲食物で、体を壊すようなアルカリ度の高いものというものはそうそうなく、例えば海藻類は大体が弱アルカリ性ですが、これを食べて下痢になるということはありません。

 

 

むしろ、本にあったようにアルカリ性のこうした食事を摂ることで口腔内の酸性化をブロックでき、脱灰を阻止することができるので、積極的に食べていきたいわけです。『薬いらず!すぐに役立つ健康読本』にはこうあります。

人間の体は本来、弱アルカリ性です。疲れているときは、体が酸性の状態になっていますから、中和するためにアルカリ性の食品を摂るとよいのです。

 

先生

アスリートなんかは朝にアルカリ性の梅干しを食べて、疲れて酸性に傾きがちな体をアルカリ性にすることを意識していたりするんだ!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 弱アルカリ性の食品は体のメンテナンスにいい。

肌は弱酸性、体液は弱アルカリ性

もう一度それぞれのpH値をまとめてみましょう。

 

それぞれのpH値

普段の口の中 6.8~7.0(中性)
唾液 7.0(中性)
食後 5.5以下(酸性)
健康な肌 4.5~5.5(弱酸性)
体液 7.4前後(弱アルカリ性)

 

よく効く弱酸性は『肌』であり、体液自体は弱アルカリ性なんですね。したがって、海藻類等の弱アルカリ性の食物はとても体にいいのです。ですから本にはこうもあります。

牛でも豚でも鶏でも、肉は酸性の食品です。魚も同様です。人間の健康な体は弱アルカリ性ですから、酸性の食品は食べすぎないようにするのがよいことは前にもお話したとおりです。

 

つまり、逆に酸性の食品はあまり食べない方がいいんですね。口腔内も体内も、pHは自然のpHを維持することが求められます。それを大きく狂わせるような行動は慎みたいわけですね。そんな中、弱アルカリ性の海藻類を食べるということはとても理にかなった行為だと言え、とても健康にいいのです。

 

また本にはこうもあります。

肉は週に1~2回でいい

 

牛・豚・鶏肉を食べるのは週に1~2回でじゅうぶんです。成長期にはたんぱく質が必要ですが、毎日の食事では豆腐や納豆の大豆食品や、魚介類から摂るようにするほうがよいのです。人間は牛・豚・鶏よりも体温が低いので、これらの肉を食べるとその脂が体内でべたつき、血液がどろどろになってしまいます。

 

酸性の食品は、血液をドロドロにします。すると、違う問題も発生しやすくなります。

 

 

先生

牛・豚・鶏肉なんかが『酸性食品』で、血液を汚してしまい、美容と健康面を衰えさせるって意識できている人は、かなりの知識人だね!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 海藻類等の弱アルカリ性の食物はとても体にいい。
  • 逆に酸性の食品はあまり食べない方がいい。

酸性の食品が『瘀血(オケツ)』を引き起こし歯周病を招く

『美容皮膚科医が教える 美肌をつくるスキンケア基本ルール (PHPビジュアル実用BOOKS)』にはこうあります。

また、運動不足や喫煙によって血の流れが滞ると『瘀血(オケツ)』が起こります。瘀血はいわば血行不良です。肌にはニキビや湿疹、シミなどができやすくなります。

 

この『瘀血』というのは東洋医学の考え方で、簡単に言えば『血の流れが滞る』状態です。身体が冷え、血流が滞ると、血が汚れます。すると、それだけでニキビや肩凝り、クマ、シミなどの様々な問題が起きるのです。更に、『歯周病を自分で治す本 (ビタミン文庫)』にはこうあります。

歯周病は漢方で言う瘀血の状態

 

(省略)細菌が歯周組織に感染して炎症が生じると、その部分では血液の流れが障害を受けて、血液の成分が外へ出ます。すると、歯肉の毛細血管が広がって、そこへ血管が流れ込み、充血が起こります。さらに、血管の壁をつくっている細胞が傷つくと、血管が物質を通過させやすい性質に変化します。つまり、血管の透過性が高まります。

 

血液中の成分が血管の外へ出るとそれまでサラサラしていた血液がネバネバした粘り気の強い血液に変わります。その結果、血液の流れは遅くなり、ひどい場合には血液の流れが止まってしまいます。この状態は、まさに漢方でいうところの瘀血です。

 

つまりこういうことですね。

 

STEP.1
細菌が歯周組織に感染して炎症が生じる
 血液の流れが障害を受けて、血液の成分が外へ出る。
STEP.2
歯肉の毛細血管が広がって、そこへ血管が流れ込み、充血が起こる
 
STEP.3
血管の壁をつくっている細胞が傷つくと、血管が物質を通過させやすい性質に変化
 血管の透過性が高まる。
STEP.4
血液中の成分が血管の外へ出る
 それまでサラサラしていた血液がネバネバした粘り気の強い血液に変わる。
STEP.5
血液の流れは遅くなり、ひどい場合には血液の流れが止まる
 この状態は漢方でいうところの瘀血である。

 

つまり、歯周病とこの瘀血は非常に密接な関係性にあります。歯周病になると口臭が出てしまいます。歯周病になる流れを見てみましょう。

 

STEP.1
プラークを放置すると歯肉の炎症が起こる
 
STEP.2
歯肉炎が続くと、歯周ポケットができる
 歯周ポケットの中にはプラークがたまりやすく、細菌が棲みつきやすい。
STEP.3
炎症が進むと、セメント質・歯根膜・歯槽骨などにも及ぶ
  それらが破壊されるようになった状態を『歯周炎』と呼ぶ。
STEP.4
歯周ポケットから膿が出て口臭がひどくなる
 
STEP.5
歯がぐらつきだし、最後には抜ける。
 

 

この『瘀血(オケツ)』と歯周病は関係があるのです。つまり、酸性の食品を食べたり、口の中を常に酸性にしておくということは、

 

  • 虫歯
  • 歯周病

 

その両方に罹患しやすくなるということになります。そしてその二つは口臭の原因第一位に挙げられる要因なんですね。

 

 

それに比べてアルカリ性の食物は血液をきれいにします。つまり、『瘀血(オケツ)』による歯周病の問題にもアプローチができますから、とてもありがたいのです。

 

先生

この『瘀血(オケツ)』は歯周病だけじゃなく、様々な体調不良を引き起こすからね!つまり、血液は常にサラサラにするべきなんだ!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 酸性の食品が『瘀血(オケツ)』を引き起こし歯周病を招く。

食物繊維が便秘を解消して口臭を抑える

それだけではありません。『からだのニオイは食事で消す —体臭は内臓からの注意信号』にはこうあります。

食物繊維で便通をよくし、体臭を予防

 

食物繊維は大腸の内容物に適度のうるおいを与え、便を柔らかくする効果もあるので、排便が滞りなく、なめらかに、かつ迅速に行えます。便秘を治して毎日なめらかな便通と体臭予防を期待するには、最低限、一日に20~25gの食物繊維をとる必要があります。

 

 

そして食物繊維の豊富な食品として、野菜や海藻、きのこ類などを紹介しています。本には、

 

  • ひじき
  • わかめ
  • 昆布
  • のり
  • ところてん

 

と記載されています。この食物繊維の摂取で期待できる『便秘の解消』ですが、便秘になると腸内腐敗が起き、悪玉菌が増え、体臭の原因となります。もちろん口臭の原因ともなります。

 

STEP.1
便秘になる
STEP.2
腸内細菌のバランスが乱れ悪玉菌が増える
STEP.3
活性酸素を発生させて老化を促進する
 
STEP.4
過酸化脂質を増やす
 胃から分泌されるたんぱく質分解酵素『ペプシン』が正しく分泌されなくなる。
STEP.5
胃腸の調子を悪くする
 便秘も起こる。
STEP.6
未消化な食べ物が腸で腐敗する
 便秘で排泄されないものが腸内で腐敗する
STEP.7
体臭が強くなる
 

 

悪玉菌にも一応の役目があり、善玉菌にできない分解をしてくれます。しかし、それと引き換えにニオイ物質を引き起こしてしまうことが玉に瑕なわけです。

 

STEP.1
悪玉菌が、善玉菌では分解できない高分子の成分を分解する
 
STEP.2
脂肪やたんぱく質を分解するときに、さまざまな腐敗毒素が副産物として出てしまう
 
STEP.3
腸内で発生した腐敗毒素は肝臓に運ばれ、解毒処理を受ける
 
STEP.4
本来肝臓はニオイ物質を外に出して分別する
 しかし働きが悪くなると分別がうまくできなくなり、血液中に入り体内をめぐる。
STEP.5
これが肺に送られて呼吸器から漏れ出すと口臭になる
 
STEP.6
たんぱく質の腐敗物インドールやスカトールが原因で腐った卵のようなニオイが出る。
 

 

ですから、海藻に含まれる便秘解消効果は、口臭対策になるのです。そして食物繊維は便秘解消効果だけじゃなく、腸内フローラの最適化にも役立つのです。

 

腸内環境を整える食材や栄養素

発酵食品 キムチ、納豆、ぬか漬け、粕漬け、みそ、しょうゆ
オリゴ糖を含んだ食物 玉ねぎ、大豆、ごぼう、アスパラガス
食物繊維 こんにゃく、海藻類、玄米、芋類、きのこ類、野菜類
ビタミン A、C、E、B群
ミネラル 海藻、緑黄色野菜
乾物 乾燥ひじき、高野豆腐、切り干し大根、干しシイタケ、かんぴょう
腸と同じ形をした野菜 長ネギ、大根、自然薯、くず

 

これらの食事を意識して摂れば、腸内腐敗での口臭というのは抑制することができるわけですね。

 

 

これでこの『だし昆布法』の実力がよくわかりましたね。弱アルカリ性のだし昆布を口の中に入れ、唾液の分泌を促し、かつ最終的にはそれを食べるということは、口の中、そして体内が酸性に傾くのを予防してくれて、結果的に口臭に対してとても有効な手段となるのです。

 

先生

便秘に関しては、便秘の人が必ずしも口臭があるわけではないと医師は言っているよ!でも理論的には便秘で体臭も口臭も出るんだ!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 海藻の豊富な食物繊維が便秘を解消して口臭を抑える

豊富な抗酸化ミネラルで腸内腐敗を防ぐ

もちろん海藻類そのものの実力もすごいですね。例えば下記の記事では、もずくやメカブに含まれる、

 

  • 食物繊維
  • ミネラル

 

が、デトックス(解毒)を手伝ったり、毒素を分解して中和する役割を担っているので、ワキガ体質や体臭で悩む人の身体を浄化することができると書きました。

 

 

上記の記事にも書いたように、『からだのニオイは食事で消す —体臭は内臓からの注意信号』にはこうあります。

動物性食品を控え、野菜、柑橘類、海藻を

 

腸内で食べ物が腐ると、血液中に腐敗毒素が流れ込み、この血液中の毒素の浄化装置である腎臓の負担が増えます。『腎』の弱りがある人の場合、濾過しきれなかった血液中の腐敗毒素が、皮膚の汗腺や、呼吸器、生殖器などから発散されるのです。

 

(中略)そうした毒素の中和には、それらの分解酵素をもつ野菜や野草、柑橘類、そして海藻のミネラル成分が効果的です。海藻に亜鉛や鉄、マグネシウム、カルシウム、マンガン、セレニウムなど、抗酸化ミネラルと呼ばれる成分が豊富に含まれています。身体にこのような成分を補給することで、腸内腐敗を防ぐことが出来るのです。

 

食物繊維だけではなく、こうした海藻に含まれる、

 

  • 亜鉛
  • マグネシウム
  • カルシウム
  • マンガン
  • セレニウム

 

といったミネラルは、体のメンテナンスに大きな貢献をしてくれます。こうしたミネラルが直接体内の毒素を中和してくれるため、そうした面からも海藻は体臭の予防と改善に役立つのです。つまり、元々下記のような流れがあるのですが、

 

STEP.1
食事や生活から知らぬ間に有害物質を摂取
 
STEP.2
解毒しないとそのうち人間の身体に様々な問題を引き起こす
 ニキビ、脱毛、便秘、悪玉菌優勢、体臭等。
STEP.3
有害物質をデトックス(解毒)する
 あるいは善玉菌を強化する食事を摂る。
STEP.4
体から有害物質が消え、正常の状態になる
 
STEP.5
腸内フローラが善玉菌優勢になり、様々な問題を解決する。
 

 

更に違う角度から海藻の働きを見るとこうなります。

 

STEP.1
肉等の動物性食品を食べる
 
STEP.2
腸内フローラが悪玉菌優勢になる
 腸内腐敗が起きる。
STEP.3
有害物質が腸内に入り込み悪臭を発するようになる
 
STEP.4
海藻を摂る
 食物繊維とミネラルを摂る。
STEP.5
デトックス(解毒)によって体臭を予防・改善する
 腸内腐敗を防ぐことができる。

 

様々な角度から見ても体の健康に対して有効に働いてくれることがわかりますよね。

 

先生

このように、腸内腐敗自体が臭いの原因になるからね!便秘も腸内腐敗の原因だから、理論上は口臭が出るんだ!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 豊富な抗酸化ミネラルで腸内腐敗を防ぐ。

乾燥ひじきの豊富な食物繊維と善玉菌増殖効果

 

更に、『からだのニオイは食事で消す —体臭は内臓からの注意信号』にはこうあります。

乾燥ひじきは、カロリーがほとんどなく、しかも100g中に43gもの食物繊維を含んでいます。これは、食物繊維の多い野菜として知られるごぼうの、じつに5倍以上の含有量です。(中略)このため、ひじきを継続的に食べていると、腸内に悪玉菌由来の有害物質によって引き起こされていた体臭や頭痛、肩こり、肌荒れといった症状が一気に解消されるのです。

 

更にひじきに豊富なアルギン酸やセルロース類の働きで腸内の環境がよくなると、今度は善玉菌が増えて、その善玉菌が作り出す『有機酸』がさらに腸壁を刺激し、ますます便通がよくなってきます。また、食物繊維自体にも腸内の善玉菌を増やす働きがあるので、便通をよくし、体臭を減らす効果は著しく大きくなります。したがって、便秘に伴う体臭に悩んでいる人は、ひじきを毎日10gずつ食べると大変効果が期待できます。

 

乾燥昆布だけじゃなく、乾燥ひじきにもこのような効果があるんですね。

 

STEP.1
食物繊維の多い乾燥ひじきを食べる
 食物繊維の多い野菜として知られるごぼうの5倍以上の含有量がある。
STEP.2
悪玉菌由来の体臭や頭痛、肩こり、肌荒れといった症状が解消
 豊富な食物繊維、アルギン酸やセルロース類の働きで腸内の環境がよくなる。
STEP.3
善玉菌が増える
便秘も改善される。
STEP.4
善玉菌が作り出す『有機酸』がさらに腸壁を刺激
 
STEP.5
更に便通が良くなる
 
STEP.6
悪玉菌由来の体臭や頭痛、肩こり、肌荒れといった症状がますます解消
 

 

そして本ではひじきが例に挙がっていますが、

 

  • 高野豆腐
  • 干しシイタケ
  • 切り干し大根
  • かんぴょう
  • 干しワカメ

 

などの乾物にも同じような便秘解消による消臭効果が期待できます。肉や魚などのたんぱく源は食卓の主役と言えるだけの存在感があり、レストランで見るこれらのメインディッシュは、豪華絢爛です。しかし、それらメインディッシュを陰で支えるこれらの『脇役』がなければ、主役は虚しい存在。ドラマや映画なんかも、そうかもしれませんね。

 

先生

乾燥昆布に、乾燥ひじき、乾物、乾燥してあるものを食べると唾液が出るし、海藻自体が体のメンテナンスに抜群に役立つね!
たしかに!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 乾燥ひじきや乾物の豊富な食物繊維と善玉菌増殖効果で口臭を抑えられる。

海藻類は、まるで『和久さん』

以前、『踊る大捜査線』というドラマがありました。私も家族も大好きで、サントラも買ったし、再放送も何度も見ました。しかしそんなファンである私の目から見て、和久さんというベテラン刑事を役をやっていたいかりや長介さんが亡くなった後、あのドラマはめっきり覇気を失い、メリハリや奥深さがなくなってしまったのを実感しました。

 

脇役が陰でしっかり役目を果たすから、主役が堂々とできる。織田裕二さんという華々しい主役を陰で確実に支えていたいかりやさんのような存在。それが、海藻類なのかもしれません。

 

踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!(プレビュー)


 

先生

青島ァ!!
…。

ハニワくん

この章のまとめ
  • 海藻類は目立たないが、人にとって決して欠かすことができない食物。