名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
例えば、人間の『四聖』に数えられる、
孔子、
ブッダ、
キリスト、
彼らは紀元前500~0年辺りの人間なわけで、2000年、2500年前ということになる。私がまとめた『偉人の年代別一覧表』を見れば一発だが、モーセなら紀元前1300年だが、その次はソロモン王で紀元前1000年。そこから、ホメーロス、ソロン、ピタゴラスと来て、孔子に至るわけで、まあ、大体この辺の偉人が、3000年前という位置づけになるだろう。
世界の国々の中で、日本は唯一『2000年以上の間』その連続性を保つ国家であり、歴史に溢れる厳かな神話の中に生きた国だが、それも『3000年』という数字とはピタリ来ない。従って、芥川の言う3000年とは、まあ大体この辺りの人々のことを指しているということが、蓋然性の高い話と推測できるのである。
確かにその通りだ。例えばその中でブッダの言った、
という真の言葉は、これからも未来永劫として、真理の言葉としてその輝きを失わないだろう。
時間は流れ、宇宙はうごめき、命の火は消え、物質は分かれる。風は吹き荒れ、大地は鳴り響き、海は揺らいで、炎は燃え盛る。
世界は常に、流動変化しているのだ。我々はこのような『偉人が説いた真理』というかつて点けられた火に、薪をくべていくだけなのだ。もっとも、別に彼らに追従することを推薦しているわけではない。彼らは偉人だが、別に彼らを通さなくても、真理には到達できる。それは、上に挙げた四聖が、親交が無かったことを考えてもわかることだ。
私も彼らには大きな影響を与えられたが、しかし、『与えられる前』から、到達していた境地があり、それを彼らを通して『答え合わせをした』部分も、少なくなかったのが事実だ。私としては、彼らを崇拝するべきではなく、彼らが見極めた真理から目を離すな、ということだと確信している。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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