ワキガ(あるいは口臭)のせいで電車やエレベーターに乗るのが怖いんだけど、どうしたらいい?
ワキガ(あるいは口臭)のせいで電車やエレベーターに乗るのが怖いと思っているのはアジア人だけかもしれません。
欧米ではほとんどの人がワキガ体質だからです。この問題を解決するためには、
- 日本人の『反ワキガ』の価値観を変える
- 『親ワキガ』の国へ移住する
- 自分のワキガ体質を手術で根本治療する
- 密室に入らない
- 密室前だけは特に入念にケアをする
- メンタルを鍛えて交感神経を優位にさせない
といったいずれかの選択肢を選ぶ必要があります。また口臭においても同じようなことが言えます。日本人独特の考え方が口臭を創り出しているという事実があります。
先生
ハニワくん
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『反ワキガ』か『親ワキガ』か
ワキガ体質の人で電車やエレベーターが怖いと思っているのは、アジア人だけでしょう。それは単純な理由です。ワキガ体質の絶対数が少ないからです。人種別ワキガ体質の割合を見てみましょう。
人種別ワキガ体質の割合
- 黒人:100%
- 白人:80%
- 日本人:10~15%
- 韓国、朝鮮人:5%
このようにして、ここ日本ではワキガ体質の人が1割ほどしかいませんし、ワキガ臭は『悪臭』だと解釈されていて、拒絶反応を示されるからです。
例えば、『日本人が嫌いだ』と言っている国に入ったとき、入国したときからどんな時でも人目が気になることでしょう。それは、
きっとこの国の人たちは皆日本人が嫌いなんだ…
という思い込みがあるからであり、事実としても、そういう事実があるからですね。逆に言うと、『日本人が好きだ』と言っている国に入ったときはそういうことはありません。このように、その国が『反日』なのか『親日』なのかというだけで、ずいぶん心の持ちようが違ってくることになります。
同じ考え方で、その国が『反ワキガ』か『親ワキガ』かということがここに影響しています。 黒人の100%、白人の80%がワキガ体質という中では、そのような人々らが大勢暮らす国は間違いなく『親ワキガ』でしょう。しかし、『ほのかな香り』を好む日本人が多いこの国では、『反ワキガ』の価値観を持った人が大勢いるのが現実です。
この『反ワキガ』の国で生活していれば、正直どこにいたって人の顔色が気になります。電車やエレベーター等の密室では更にそうなりますね。また、ワキガだけじゃなく、口臭や加齢臭、おならのニオイだって気になるでしょう。
こんな密室でおならをしたらまずい…
と誰しもが思います。こと体臭ということで言えば、そのようにして人目が気になってしまうと更に交感神経が優位になります。例えば下記の記事に書いた『あがり症の種類』を考えたとき、
ここにある『視線恐怖』や『発汗恐怖』等に近い状態になるわけですが、そうなると心臓の鼓動が早くなり、息苦しくなったり、汗を大量にかいたり、ソワソワしたりしてしまいます。
先生
ハニワくん
人に配慮できる心は正しい
ではここで、ワキガ臭が発生する原因と流れを見てみましょう。
ワキガ臭というのは、まず『アポクリン汗』という汗が出ることが最初の前提であり、『エクリン汗』という汗をかいてもそのニオイや体臭が外に拡散されます。したがって、どのみち汗をかいてしまうとわき毛等をつたってニオイが外に拡散されてしまいますので、なるべく避けたいわけです。
しかも、それが密室ということになると余計にそのニオイはそこにいる人たちの鼻の奥によく入ってしまいますから、それがまた気になってしまって、悪循環になるのです。
ただ、私はそういう密室でそうして人のことを配慮できる人の方が素晴らしいと思いますけどね。逆にそういう場で、無神経にゲップやおならをしたり、大きなあくびをしたりして独り言を言ったりするような人の方が嫌いです。
ですからまずは、そうして人の気持ちに配慮できる心は正しいんだ、ということを理解しましょう。それはとても素晴らしいことです。
先生
ハニワくん
密室でワキガ臭を気にしなくなるためには
さて、この問題を解決するためには、
- 日本人の『反ワキガ』の価値観を変える
- 『親ワキガ』の国へ移住する
- 自分のワキガ体質を手術で根本治療する
- 密室に入らない
- 密室前だけは特に入念にケアをする
- メンタルを鍛えて交感神経を優位にさせない
といったいずれかの選択肢を選ぶ必要があります。
日本人の『反ワキガ』の価値観を変える
これには長い時間がかかります。日本人のワキガ体質を増やし、全世界の人がワキガになれば問題は解決するのですが、長い時間をかけてもこの割合はほぼ変わっていませんからね。
確かに下記の記事に書いたように、日本人の食の欧米化というものはここ50年で急激に進んでいて、それが肥満やアトピー等の様々な問題を引き起こす原因となっています。
『からだのニオイは食事で消す 体臭は内臓からの注意信号』にはこうあります。
食の欧米化が体臭をふやした!
かつて、日本人の食生活は菜食が基本だったので、肉はほとんど食べていませんでした。仏教の影響が強かった日本では、おおむね肉食禁止の戒律が守られてきたからです。明治時代になって、西洋の肉食文化が入ってきました。それでも、戦前まではこうかな肉類は庶民の手には入りづらく、一部の人たちだけのごちそうでした。けれど、戦後アメリカの影響で食事が欧米化するとともに、動物性の食べ物や油脂の採取量が大幅に増えたのです。
ニオイもそうです。したがって、このまま日本人が動物性の食べ物ばかり食べるようになれば、日本人の体質は変わっていき、いつか日本人の多くがワキガ体質になる日がくるかもしれません。
しかし、これはとにかく自分たちが生きている間には実現不可能ですからね。しかも、この考え方は不純です。よく、
あいつさえ落ちれば、自分が惨めにならないで済むのに…
という方向で人の不幸を願い、あるいは陥れ、自分の優越感を満たしたり、慰める人がいます。しかし、こういう考え方は当然不順であり、人としての器は小さく、人道に外れています。個人的に言えば、ワキガ臭がする人よりも、人道に外れてでも自分のエゴを満たそうとする人の方がよっぽど『醜い』ように見えますね。見るべきなのは以下の記事です。
人間に求められているのは『生きながらえる』ことではなく、『命を使い切る』ことなのです。それを理解している人とそうでない人の人生の価値の差は雲泥です。
『反ワキガ』か『親ワキガ』か
『親ワキガ』の国へ移住する
これは、難易度が高い人とそうでない人がいるでしょう。もし元々そのような国に引っ越したり、移住する予定がある人や、興味がある人等にはうってつけの話です。また、その国の人と恋に落ち、結婚して移住するようなケースに該当する人等がいる場合は、ちょうどいい話でしょう。
しかし、海外に移住することは、『普通』は少し壁を感じるものです。そのように考える人にとっては、この話は先ほどの話同様、難易度が高い話となります。
ただ、『普通』というなら、自分はこの日本で1割しかいないワキガ体質に生まれたわけで、体質的には『普通じゃない』わけです。そう考えると、あまり『普通』にこだわって人生を棒にふるわないようにしたいですね。
アインシュタインは言いました。
自分のワキガ体質を手術で根本治療する
実際のところ、
- 30万円程度のお金
- 多少の手術痕が残る覚悟
があれば、手術をしてアポクリン汗腺等を切除してしまうのが手っ取り早いですね。これによって医師は、『ワキガは完全に、永久的に解決する』と豪語しています。下記の記事を見てその詳細を確認してください。有名な専門家が出している動画も載せています。
『ワキガ手術』を徹底調査!再発は?何科?費用は?保険は効く?
『ニオイをかげば病気がわかる』にはこうあります。
ところで、美容整形外科で行われているワキガ治療手術は、アポクリン腺を一つひとつレーザーで焼き切るという方法をとっています。こうして人工的にアポクリン腺を取り除いてしまっても、人体や生活にはなんの支障もないようです。
この方は、ワキガ手術をする医師ではなく、東京教育大学大学院を修了した理学博士です。嗅覚研究の第一人者として第一線で活躍するニオイのプロですから、『大人のワキガ手術』に関しては、やはり成功率は高いようですね。子供の手術に関しては、下記の記事をご覧ください。
密室に入らない
なるべく密室に入らないようにすることも選択肢の一つです。例えば我々は、
- 危ないから夜の歌舞伎町(盛り場)には行かない
- 危険だから冬の雪山の登山は控える
- クマ(蜂、蛇)が出て危険だからこれ以上進まない
- 今シリアは危険な状態のため、渡航は止めてください。
といった警告を常日頃から見ています。
例えば外務省の海外安全ホームページでは、渡航する国の安全情報を常に教えてくれていますね。
北朝鮮やアフガニスタンに安易な気持ちで入国する人はいません。同じように、『なるべく密室に入らない』ようにすることは、対策としてとても賢明であり、リスクヘッジになります。
密室前だけは特に入念にケアをする
密室なんて一瞬です。エレベーターなんて特にそうですが、電車も長くて2時間でしょう。だとしたら、その前に下記のようなデオドラント剤を使ってケアしておけば、それだけでかなりのニオイを抑制することができます。
※写真サイズが大きく表示される場合があります
ちなみに種類別デオドラント剤の概要は以下のようになります。
種類別デオドラント剤の概要
スプレータイプ | ワキガではないけれど、ワキの汗や汗臭さを抑えたい場合。 |
---|---|
パウダータイプ | ワキガではないけれど、ワキの汗や汗臭さを抑えたい場合。 |
ふきとりシートタイプ | 急な発汗を抑えたい場合。 |
殺菌作用の強いタイプ | 皮膚のかぶれや黒ずみの原因となるので注意が必要。 |
ロールオンタイプ | アポクリン腺の汗を抑制する効果があり、抗菌殺菌作用が強い。 |
スティックタイプ | アポクリン腺の汗を抑制する効果があり、抗菌殺菌作用が強い。 |
クリームタイプ | アポクリン腺の汗を抑制する効果があり、抗菌殺菌作用が強い。 |
ワキガ体質の人に有効なのは
- ロールオンタイプ
- スティックタイプ
- クリームタイプ
の3種類ですね。ただ、ふき取りシートで拭き取ったりして、商品を使いこなすことによって更に効果は引き上げることができます。それに加え、
- ワキ汗パット
- インナー
の用意をしておけば更に安心です。
市販と通販のワキガクリームやスプレーの違いは?ロールオンタイプのデオドラント商品はワキガ対策になる?
『反ワキガ』か『親ワキガ』か
メンタルを鍛えて交感神経を優位にさせない
メンタルを鍛えれば、平常心を保てます。武田信玄の側近、快川和尚は、織田信長に城を焼かれる刹那、
と言ったと言いますが、これは大げさな話ではありません。例えば、椅子にロープで人を縛りつけ、いざ、拷問を始める、という精神的な状況を完全に作り上げ、当人に、熱で熱した極めて高温の拷問道具を見せつけます。
その後、当人に目隠しをし、全く熱していない冷えた鉄の道具を、さも先ほどの拷問道具かのように大声を出して演出し、当人の肌にそれを押し付けます。すると、当人のその押し付けられた肌は火傷し、まるで本当に熱した拷問道具を押し付けられたような傷跡が残る。こういう実験結果があるのです。見るべきなのは以下の記事です。
人間が頭で思ったことは、その人間の人生に大きな影響を与えます。私もかつて、メンタルが弱い人間の一人でした。まあ、当たり前と言えば当たり前です。誰だって昔は子供ですからね。その子供時代にブッダ(釈迦)のような達観した人格を得ることはできません。
ですが、成長するにつれ、学習していき、言葉を選ぶようになり、思慮深くなります。言葉だけではなく行動にも責任を強く感じるようになり、慎重さが身につきます。人生の優先順位や、真の友人が何かということを理解し、人間関係も人へのふるまいも、厳選されていて、配慮あるものになります。
- 交感神経が優位=緊張、不安
- 副交感神経が優位=リラックス
です。つまり、交感神経が優位になりがちな人は、往々にして『経験不足』だとも言えます。数々の場数を踏み、恥をたくさんかき、学習するのです。最初から自転車に乗れる人はおらず、初めは補助輪を付け、何度も転んで、ようやく乗れるようになります。
人生も同じです。何度も恥をかいていいのです。そういう失敗経験を積み重ねることによって人の心は成長するのです。これは、下記の記事に書いたような『成功体験を積み重ねる』こととは、真逆の考え方です。
ワキガと自臭症の違いとは?あがり症の一種とも言える自臭症の原因と対策
つまり『成功体験を積み重ねる』ということで言えば、こういうことです。
ということになります。しかし、実は成功体験ではなく、失敗体験をすることでも人は強くなれるのです。これはSADの説明ですが、心の動きは対人恐怖症と同じです。つまりこれを自己臭症で考えた場合、
ということですね。つまるところ、人というものは結局考え方です。失敗しようが、成功しようが、転落する人は転落するし、そこから這い上がる人は這いあがります。見るべきなのは以下の記事です。
『人間が転落するタイミングは決まっている。「得意時代」だ。』
このようにして考え方を最適化し、メンタルを強くすればもう密室も怖くなくなっているでしょう。
先生
ハニワくん
- 密室でワキガ臭を気にしなくなるためのポイントを確認する。
口臭とアジア人
さて、確かに日本人はワキガが少ない事実がありますが、これが『口臭』になると、やはり日本人以外の人も気になるところでしょうか。しかし、『お口のさわやかエチケット』(三省堂)にはこうあります。
なぜ欧米人には口臭を持つ人が少ないの?
(省略)欧米人にも口臭を持つ人はけっこういます。肉食中心の食生活は、むしろ日本人よりも口臭を発しやすいのです。でも、欧米では、生活習慣の中に挨拶としてのキスが根付いています。そのため、普段から歯の手入れをはじめ口臭対策をおろそかにはできず、それが口臭の除去に役立っているのです。アメリカをはじめ、欧米諸国では、口腔の清潔を保つ商品の巨大なマーケットが存在します。このような需要があること自体、口臭対策の切実さと関心の高さの反映だと思います。
外国人の中には、『生活習慣の中に挨拶としてのキス』がある場合があります。そのような『生きている文化と環境』の中で、自然と口腔内の環境が清潔になっているのかもしれません。しかし記事にあるように、『肉食中心の食生活は、むしろ日本人よりも口臭を発しやすい』わけです。ですから、外国人であっても口臭があるというのが正解です。
ただ確かに、
- 生活習慣の中に挨拶としてのキスがある
- 口臭が強くなる国だからこそ対策がしっかりしてる
という事実があることも確かで、そう考えると日本人はエレベーターなどの密室で口臭が気になってしまうかもしれません。つまり日本人は、外国人ほど対策をしていないからです。
先生
ハニワくん
日本人独特の考え方の甘えが口臭の原因?
下記の記事に書いたように、
日本人の歯磨き事情のデータをまとめるとこうなります。
- 毎日歯を磨いている人:95%
- 1日2回以上歯を磨く人:73%
- 毎日3回以上歯を磨いている人:25%
- ときどき磨く人:2%
- 磨いていない人:1%
つまり日本人は、きれい好きできちっとしていて清潔で、しかも毎日のように、2回以上歯を磨いていて、中には3回以上歯を磨いているというのに、『日本は先進国でもっとも虫歯の多い国』なのです。その理由は恐らく先ほどと同じ考え方で、
- 挨拶としてのキスがない
- いざとなれば歯医者に行けばいいと思っている
と思っているからです。先ほど海外の場合は『口臭が強くなる国だからこそ対策がしっかりしてる』と書きましたが、逆に日本人は、『口臭があまりないと思っているから対策をしっかりしていない』ということになります。それが『先進国でもっとも虫歯の多い国』を生み出している理由の一つとなるでしょう。
ここには『日本人独特の考え方の甘え』が関係しています。アメリカの破産の原因の第一位は『医療費の未払い』ですから、日本人はアメリカ人ほど危機意識がないのです。つまりアメリカは、
健康を損ねたら大変だ!普段の心掛けが大切なんだ!
という『前始末』型の考え方になっていて、日本は、
病気になってもその時に病院に行けばいいや
という『後始末』型の考え方になってしまっているということなのです。アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、フィンランド、スウェーデン、日本以外の先進国は本当に、日本人よりも歯の環境が優れています。そう考えると、やはり日本人と比べて海外の人々は、その『生きている文化と環境』の中で、自然と口腔内の環境が清潔になっているのかもしれません。つまり日本人は結果的に、『口腔内の最適化がおろそかになる文化と環境で生きている』と言えるでしょう。
先生
ハニワくん
日本人の虫歯は減少傾向にある?
しかしもちろん各記事にも書いているように、外国人の中にも口臭がある人は大勢いるし、日本人にも口臭がない人は大勢います。これは単なる一つのデータにしか過ぎないので、確実なことではありません。例えば2018.12.31の日経PRESIDENTにはこうあります。
虫歯 銀歯ではなく白プラスチックも保険適用に
しばらく行かない間に常識が変わるといえば、歯科医院もそうだ。虫歯にならなければ歯科医院に行かないという人もまだ多いだろうが、海老沢歯科医院の海老沢聡院長によれば、日本人の虫歯は減少傾向にあるという。背景には『食生活や生活習慣の改善があるのではないか』と海老沢氏は推測する。その代わりに歯科医院での治療も歯石除去や強制などのメンテナンスに変わってきているという。
『日本人の虫歯は減少傾向にある』と出てきましたね。しかし先ほどは『日本は先進国でもっとも虫歯の多い国』だとありました。一体どちらが正しいんでしょうかね。そう考えると、
- 外国人は口臭がない
- 外国人は口臭の原因となる食事を食べる
という事実が乱立するように、 『日本人は虫歯が多く、口臭がある』というのもあまり参考にはならないデータかもしれません。ある人もいれば、ない人もいるということですね。ただ一つだけ言えるのはワキガと違って、口臭の方が圧倒的に発生する可能性が高いということです。それは、日本人だろうと何人だろうと関係ないことですからね。下記のような食事をすれば誰でも口臭が出ます。
先生
ハニワくん
- ワキガのせいで電車やエレベーターに乗るのが怖いと思っているのはアジア人だけ。
- 日本人はエレベーターなどの密室で口臭が気になってしまう。
- 日本は先進国でもっとも虫歯の多い国。
- 日本人は、『口臭があまりないと思っているから対策をしっかりしていない』可能性がある。
- 日本人の虫歯は減少傾向にあるというデータもある。日本人の虫歯は減少傾向にあるというデータもある。
密室を潜り抜ける対策は
さて、ワキガの記事では、問題を解決するためには、
- 日本人の『反ワキガ』の価値観を変える
- 『親ワキガ』の国へ移住する
- 自分のワキガ体質を手術で根本治療する
- 密室に入らない
- 密室前だけは特に入念にケアをする
- メンタルを鍛えて交感神経を優位にさせない
といったいずれかの選択肢を選ぶ必要があると書きました。このうち口臭でも該当するのが、後の3つですね。
- 密室に入らない
- 密室前だけは特に入念にケアをする
- メンタルを鍛えて交感神経を優位にさせない
どうしても口臭が気になる場合はなるべく密室には入らないようにしましょう。
クロレッツやフリスク
ただ、どうしても入らないといけない場合があるなら、ワキガの場合はデオドラント製品を駆使すると書きましたが、口臭の場合も口臭グッズを使ってみましょう。また、クロレッツ(ガム)を噛んだり、
フリスク、ミンティア、マウススプレー、ブレスケア
このようなアイテムはエレベーター程度の短時間であれば効果を発揮します。
乾燥昆布やドライフルーツ
また、
乾燥昆布
ドライフルーツ
を使って唾液の分泌を促すのもいいでしょう。
マスク
またその際、マスクをするのもいいですね。口臭を抑えるのと同時に、それらのアイテムを口にしているのを隠す効果もありますから一石二鳥です。一つ一つに特徴がありますから、記事を見て自分やその状況に適したものを使いこなしましょう。
また、そのように口臭が気になる場合は、普段からマスクをしたりして、周囲の人に『免疫』を与えるというのも手です。そうすれば、いきなりマスクをしても気になりませんから、花粉症、ハウスダストアレルギー等の持病を何気なく偽り、普段からマスクをしておけばつじつまが合います。
キシリトール100%のガムを噛む
また下記の記事に書いたように、キシリトールの含有率が多ければ多いほど、ガムは硬くなります。噛み応えが強くなるほど、唾液の分泌が促され、口の中のpHが酸性から中性に戻りやすくなります。この『酸性、中性』というのはこういう意味です。
もう一つの流れがこうですね。
つまり、口の中はあまり酸性のままにしておきたくないんですね。虫歯になりやすいからです。キシリトールの含有率が多ければ多いほど、ガムは硬くなり、噛み応えが強くなるほど、唾液の分泌が促され、口の中のpHが酸性から中性に戻りやすくなります。したがって、『キシリトール100%の硬いガム』を噛むということは、『口臭の原因になる口の筋肉の衰え予防』になるのです。
このように、『キシリトール100%の硬いガム』を食べてもいいでしょう。そして、それを食べる習慣を身につけるのです。すると、『いつもガムを噛んでいる人』という印象が作られます。それが不謹慎の場合は、マスクをするのです。そうすれば、『いつもマスクをつけてガムを噛んでいる人』という印象ができ、
- 口臭対策
- 人目対策
の2つの目標が達成できるわけです。理由としても、『歯医者にキシリトール100%のガムを噛むように言われた』とか、『虫歯になりやすいから対策で』などと言えば通用するでしょう。それが職場であれば、『以前しょっちゅう歯医者に行っていたので、そうならないように予防しています』などと言えば、誰も文句は言えなくなります。このあたりの対策をすれば『その場しのぎ』程度の短時間の対策なら十分と言えるでしょう。
密室を潜り抜ける対策は
メンタルを鍛えて交感神経を優位にさせない
また『メンタルを鍛えて交感神経を優位にさせない』ということですが、これは口臭の場合でも通用する話です。なぜなら、水分や唾液がなくなったり、交感神経が優位になるとネバネバ唾液になり、酸素を嫌う嫌気性菌(悪玉菌)が増えて、それがニオイを発生させるからです。
自律神経や環境によって口の中に起きる変化
繁殖する菌 | 分泌される唾液 | ニオイ | |
---|---|---|---|
交感神経優位 | 悪玉菌。酸素を嫌う嫌気性菌 | ネバネバ唾液(粘液性唾液) | する |
副交感神経優位 | 善玉菌。好気性菌脂臭 | サラサラ唾液(漿液性唾液) | しない |
つまり自律神経が乱れると、発汗を促して体臭やワキガでの問題も起きますが、このように『ニオイを出す細菌』が口の中に繁殖して、口臭の原因にもなるのです。ですから、ワキガの記事と併せてそのあたりのことを最適化するよう意識しましょう。ただ、ここに挙げた『対策(事前準備)』をしていれば、そういういざという場面であわてることはありません。
- 交感神経が優位=緊張、不安
- 副交感神経が優位=リラックス
ですから、交感神経が優位になることはないでしょう。むしろ対策はバッチリなので安心して密室を過ごすことができます。また下記にあるように、口臭の原因はたくさんあります。
様々な口臭の原因とニオイの種類
歯周病・虫歯 | イオウのニオイ |
---|---|
胃腸病 | 卵の腐ったニオイ |
肝臓病 | ネズミ臭(濡れ雑巾とニンニクが混ざったようなニオイ) |
糖尿病 | 甘い、甘酸っぱいニオイ(ケトン体) |
腎臓病 | アンモニアのニオイ |
呼吸器系疾患 | 生臭い、肉の腐ったニオイ |
心臓病 | 生臭い、肉の腐ったニオイ |
唾液の減少 | 雑巾や布巾のような生乾きのようなニオイ |
もし病気が原因での口臭であれば、『密室でのその場しのぎ』よりも考えることがありますよね。
プラークコントロール、つまり適切な歯磨きを含めて、これらの記事を見て該当する問題の根本解決をするようにしましょう。
先生
ハニワくん
- 密室を潜り抜ける対策を確認する。
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